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by kawakami-ah
| 2008-10-07 22:15
| 病院日記
野良タヌキさんが、交通事故で来院しました。
道路に倒れていたのを、心優しい方が保護してくれたのです。
レントゲンを撮ったところ、肺挫傷と、左前肢の尺骨が折れていました。
更に、大きな鼠径ヘルニアが確認されました。
肺挫傷と骨折は安静にしておけば大丈夫なのですが、
鼠径ヘルニアは手術が必要です。
点滴をして、状態が安定するのを待って、手術を行ないました。
鼠径ヘルニアは、鼠径部(股のあたり)の筋肉が裂けて内臓が飛び出て、
その飛び出た内臓が皮下に溜まる状態をいいます。
このタヌキさんは大腿部にまで裂けていて重度でした。
無事に手術も終わり、入院も1週間になる頃ですが
このタヌキさん、やはり人には慣れてくれません。
が、なかなか可愛い顔なんです。
よくごはんも食べてくれて
(いつもこっそりといつの間にか食べているんです。)
おちゃめな子です。
そして今夜、お別れの時です。
保護してくださった方たちと、発見場所に放すことになりました。
山に帰って元気に暮らせますように・・・。
写真上:来院時のタヌキさん。ぐったりしています。
写真下:術後2日の様子。元気です。エリザベスカラーをしないと咬まれます・・・。


道路に倒れていたのを、心優しい方が保護してくれたのです。
レントゲンを撮ったところ、肺挫傷と、左前肢の尺骨が折れていました。
更に、大きな鼠径ヘルニアが確認されました。
肺挫傷と骨折は安静にしておけば大丈夫なのですが、
鼠径ヘルニアは手術が必要です。
点滴をして、状態が安定するのを待って、手術を行ないました。
鼠径ヘルニアは、鼠径部(股のあたり)の筋肉が裂けて内臓が飛び出て、
その飛び出た内臓が皮下に溜まる状態をいいます。
このタヌキさんは大腿部にまで裂けていて重度でした。
無事に手術も終わり、入院も1週間になる頃ですが
このタヌキさん、やはり人には慣れてくれません。
が、なかなか可愛い顔なんです。
よくごはんも食べてくれて
(いつもこっそりといつの間にか食べているんです。)
おちゃめな子です。
そして今夜、お別れの時です。
保護してくださった方たちと、発見場所に放すことになりました。
山に帰って元気に暮らせますように・・・。
写真上:来院時のタヌキさん。ぐったりしています。
写真下:術後2日の様子。元気です。エリザベスカラーをしないと咬まれます・・・。


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by kawakami-ah
| 2008-08-25 18:57
| 病院日記

1頭は、生まれてまだ2~3週間程度の小さな子猫(白)でした。
3~4時間おきにミルクの授乳、陰部を刺激して排尿・排便をさせてあげて…
人間の赤ちゃんを育てるような日々でした。
子猫は1ヶ月半程度で自分でごはんが食べられるようになります。
この子猫も、世話の甲斐あって自分でごはんが食べられるようになったので、
子猫用フードをふやかしてあげてみました。
こうなるともう里親さん探しのスタートです。
良い縁がありまして、2頭ともすぐに里親さんが見つかりました。
しばらく一緒に過ごしたので、お別れの時は辛かったのですが、
これからの猫人生、たくさん可愛がってもらって幸せになってね。

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by kawakami-ah
| 2008-07-25 19:14
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by kawakami-ah
| 2008-04-13 22:44
| 病院日記